『太陽と空の下で・・・』
そしてその日・・・バイト先に若葉がツレと一緒にやってきた。


『ちわ〜っ!さっきはどうも・・・』


俺は無視をしながら 他のお客さんのレジをしていた。


若葉は俺の方をジッと見つめていた。


『へぇ〜変わった名前・・・青木 太陽・・・』


その言われた言葉にムカッとした俺は


『何が・・・お前の名前は・・・』


『・・・若葉』


俺は思わず笑ってしまった。


『人の事 言えるかよっ・・・お前も変わってるな』


また その時の若葉の笑顔が印象的だった。


それからも若葉は毎日のように


コンビニに来ては


軽く立ち話をする仲になっていた。


若葉と出会って3ケ月が過ぎ


俺は少し離れた所の大学へ行く事になり


バイトを辞め一人暮らしする事になった。


バイトを辞める事を若葉に伝えようと思ってたが


若葉は全然 店に現れなかった。


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