好き…だけどつらいよ…




球技大会の時期にはいって
廉の様子が変わった。



「…ねぇ廉?前から思ってたんだけど、

廉って好きなコいるの…?」

1ヶ月のなかで気づいてた。


廉はひとりの女の子をみてる。






…あたしといても。




でもこのときから
何かが変わった。

いつもとちがうの…


「廉ってさ…
花園さんのこと、好きなの?」

"花園さん"

その名前をだすと彼は
ピクッと反応した。

「図星ー」

「っ皐月!///
お前いつから…?」


「…結構前から知ってたよ!
なに?なんかあったのぉ~?」

聞きたくないけど…

「…おぅ!まぁな」

…そんな嬉しそうな顔…
しないでよ…


< 120 / 174 >

この作品をシェア

pagetop