好き…だけどつらいよ…

恋人…





なのに…なのに…

なんでこうなるかな…。






楽な恋愛なんて存在しないんだね。






月曜日──。

花園さんのそばには…


湧井くんがいた。



「え、、、どうなってるの?」


廉はまだきてないから
なんとも言えない…、





あっ…!


教室の入り口付近に
廉がみえた。


案の定…廉はすぐに顔を歪めた。


その瞬間をあたしは見逃さなかった。



「れーーーんっ」


…呼びたくなかった。

あのとき終わりにしたかったのに。



今の廉を支えられるのは

多分あたししかいない…。

そう思った。
< 134 / 174 >

この作品をシェア

pagetop