好き…だけどつらいよ…
恋人…
なのに…なのに…
なんでこうなるかな…。
楽な恋愛なんて存在しないんだね。
月曜日──。
花園さんのそばには…
湧井くんがいた。
「え、、、どうなってるの?」
廉はまだきてないから
なんとも言えない…、
あっ…!
教室の入り口付近に
廉がみえた。
案の定…廉はすぐに顔を歪めた。
その瞬間をあたしは見逃さなかった。
「れーーーんっ」
…呼びたくなかった。
あのとき終わりにしたかったのに。
今の廉を支えられるのは
多分あたししかいない…。
そう思った。