好き…だけどつらいよ…


少し廉のことを気にして
顔をのぞく…
「わかった」


あ…

聞いててくれたんだ…。



「…帰りにでも誘いなよ」

だったら早い方がいい。
ほんとに…花園さんとられちゃう

「それは…無理だろ
さっきの約束きいてたろ?

あいつは今日、湧井と帰んだよ」

あたしの思いは伝わらず…。




プチ。




「……なんかばっかみたい!

そんなこといってるから
うまく恋愛できないんだよ!
じれったいわね!」


「なんならあたしが花園さんに
声かけてきてあげようか?」

「っ、大丈夫だから!!

…わーったよ!」


廉はあたしの言葉を聞いて
早々と屋上をでていった。




あ…

あたし、、すごいこと
いっちゃった…!?


けど…これで廉が変われば。




あたしはそれでいいんだ。
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