好き…だけどつらいよ…



わたしたちは
お互い話しまくってこの今がある。



あのあとわたしは
恭介くんのもとへむかった。



─────────────



「恭介くんっ!」


「弥生…」


「ありがとう!!」


恭介くんのおかげで
わたしたちはやり直せた。

感謝…だけじゃ足りないかも。


「…よかったな。弥生!



…一つだけ聞いてくれるか?」

「え?」


「…オレね…弥生のこと
好きだったんだ」



っ!!


突然の告白にわたしは
どうすることもできなかった。



「でもちゃんと諦めついたから
安心しろよ!

それとさ…もう一度廉と話させて?」


…恭介くん……。

「あり…がとう、。」


そのときの恭介くんの笑顔は
とてもかっこよかった。



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