好き…だけどつらいよ…


えっ…

って皐月はすこし戸惑いを見せたが
すぐに

「…見た。けど、ここにくる気配は
なかったよ」




そのひとことが俺に
大ダメージをあたえた。


「そ…か、」



…なんで…?

お前から誘ったんだろ?


つか…

今日こそ花園と…
話したかったのに…



俺の決意は儚く崩れたんだ。
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