好き…だけどつらいよ…
「わかった」
「…帰りにでも誘いなよ」
「それは…無理だろ
さっきの約束きいてたろ?
あいつは今日、湧井と帰んだよ」
自分でいった言葉に
傷ついてる自分がいる。
「……なんかばっかみたい!
そんなこといってるから
うまく恋愛できないんだよ!
じれったいわね!」
さ、皐月??
「なんならあたしが花園さんに
声かけてきてあげようか?」
「っ、大丈夫だから!!
…わーったよ!」
いけばいんだろ…
俺は屋上をあとにした。