好き…だけどつらいよ…






「ん…… 」


うっすらとする意識の中、
目を開くとみえたのは
真っ白な天井だった。

「弥生!」

「若菜…?」

「よかったぁ…たいしたことなくて…」


あー…わたし顔面にボール
くらったんだっけ?

「…ね、弥生。
山里くんねーすーーんごく
かっこよかったんだよ?」

「え…」

まって?その言い方…

「あ。勘違いやめてね?
あたし彼氏いるし(笑)」

それを聞いてホッとする
わたしがいる。


え、あれ?わたし…
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