好き…だけどつらいよ…
「んで?いつからなの??」
わたしが山里くんを好きって
わかった途端にズカズカ質問してくる。
「……若菜、時間!
他の球技はじまっちゃうよ」
「話そらさなぁーい
今日はさぼる!どうせ弥生も
でれないんだし
んで?どーなの!?」
…はぁ。
若菜にはかなわないや…
「…多分…球技大会の練習の
とき、かな?
少しずつ…だけど好きになってた」
若菜は
へぇ~♪
と言いながら目を輝かせて
わたしの話を聞いていた。