好き…だけどつらいよ…



わたしは窓側の席でたたずむ…


伏せ目で廊下はじの山里くんを
みるとなにかそわそわしながら
立ったままでいた。



っ!

じっと見てたらちょうど
こっちを向いた山里くんと
目があってしまった。



…これって、
いったほうがいいよね?


てかいかないといつまでたっても
帰れないし!!


わたしはかばんをもって
山里くんにかけよった。
< 69 / 174 >

この作品をシェア

pagetop