好き…だけどつらいよ…
「お、図星かよ。…つっても
もう遅いよなーおまえ。」
「っ…、黙れ!」
「弥生は俺がもらうから」
は…?
「じゃ。せいぜい貝塚と
らぶらぶしてれば?」
飲み終えたコーヒーを
机において立ち上がる湧井、
「てっ…めぇ!!
ざっっけんなよ!!?」
その冷静さと言葉に
俺はぶちギレた。
席をたち、目の前で立った
湧井の胸ぐらをつかむ。
「おい、ここではやめろよ
騒ぎになる」
…ちっ、
「…おまえのその態度…腹立つ」
そういって静かに
掴んでいた服をはなした。
「外でるぞ」
言われなくてもでてやるよ!