好き…だけどつらいよ…

あいつの幸せ…




勘定をすませてファミレスをでる。



「このへんなら人通りも
少ねーからいーだろ」


湧井に黙ってついていくと
なかなか広い路地裏についた。


「…お前…さっきのまじで
いってんのか?」

「廉こそもう少し冷静になれよ」

「っ冷静でいれるわけねーだろ!
人の彼女に手ぇだすやつを目の前に
黙ってるやつがいるかよ!!」


「彼女じゃねぇだろ」


っ!!

「つか元々彼女のような
扱いしてやってなかっただろ!?


こーゆうときだけ彼女よばわりすんのな」


こいつ…

まじでなんなんだよ…


「おれは今だから言う。








お前と弥生が付き合う前から
弥生のことが好きだった」













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