禍津姫戦記
「わかるだろう。これは父から譲り受けたものだが、神宝ではない。そうか。やはり八握剣(ヤツカノツルギ)は――倉にはないのか」

「はい」

「何処にあるかは、わかっているのか?」

「カツラギの地にあることはたしかでございます」

「それはどんな剣なのです?」
< 559 / 647 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop