大好き
アイツ、俺のそんな嘘が通じると思ってるのか?
アイツ、嘘ついてる。
なんでだよ・・・


俺は複雑な気分の校舎に向った


教室に入ると・・・

俺の大好きな彼女
広瀬美菜子が「おはよう」と俺の大好きな声で言った。

俺は「おはよう」と返した。


でも、やっぱり、さっきの樹莉が頭から離れない


そこで俺は同じ女である、美菜子に聞いてみた。



「な…美菜子...俺の幼なじみに樹莉って奴が居て、
今日からこの高校に入学してきたんだ。
樹莉は危なっかしいから、
一緒に登校してきたんだ。
そしたら女が煩かったから、
《こいつは、妹みたいなもんだから。
虐めんなよ》っていったんだ。
そしたら、樹莉も笑顔のはず!
って思って振り向いたら、
涙をこぼさないように頑張ってる樹莉が目に入ったんだ。
「欠伸」って言って、校舎に入っていったんだ。
嘘ついてると思うんだけど、
美菜子はどう思う?」

って聞いた。


すると、美菜子は
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