イジワル!甘噛みヴァンパイア
「…一発ぐらいぶたれてやっても良いか、今から俺がお前にする事考えれば…」

「!」



「きゃあっ!!?」

魔夜の両手が、素早く私の上半身をオープンにした。

魔夜の目の前で、私の胸が惜しげもなくさらされた!

顔を真っ赤にして、口をパクパクさせる私。

その口を、魔夜がまたふさいでくる!

-いっ、いやっ!こ、こんな形で魔夜と…いくら好きでも…-

私の両目からは、自然と涙があふれ出していた。

それを見た魔夜は突然、私の口から唇を離し、私の泣き顔をまじまじと見つめだした。

「…な、何よう…」

「…へえ、お前、俺に気があったんだ。
こんな形じゃイヤ…なんて、ずいぶん女の子してるんだ、本当は。」

「な…何で私の考えている事を…」

「だから言ったじゃん、ヴァンパイアに出来ない事なんてない、ってね。

…昼間の催眠術、ありがとな。」

「う…うそ!」

-え~っ!ほ、本当にコイツの中の悪魔、目覚めちゃったのお!?

じゃ、じゃあ代わりに…-
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