君の初恋だけを

…さてと、早く帰るか。


そう思って家の方向に向かおうとしたとき、
思いっきり誰かにぶつかった。



『……ぶっ、……ごめんなさ…

………っ?!』



謝ろうとして見上げたそこには…



心臓が掴まれたかと思うくらい
ビックリした……。



余りに心残りなことが
幻となって見えてるのかとさえ思った。



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