日だまり
ガラガラッーーーーー

ザワザワとにぎやかなクラス…

「うわぁ…知ってる人いないよ…」

どうしよう…と、考えながら自分の席を探す。

あたしの席は窓際の一番うしろ。

「良い席じゃん…♪」

席に座っていると…

「はじめましてっ!えっと~…神崎さん^^」

「あ、あっ」

「ふふふっ^^緊張しなくて良いよ?」

「ご、ごめんなさい…」

「同じ年なんだし…敬語じゃなくて良いからね★」

「は、はい…じゃないや……うん。」

「あたしは野崎 蓮実。北小からなの…」

「そうなんだ…あたしは西小学校からなの…」

「もしかして…神崎さんって人見知りタイプ…?」

「ちょっとだけ…^^;」

「ごめん…急に話しかけたりして迷惑だった…?」

「ううん^^嬉しいよ!知ってる人いなかったから…安心したの。」

「じゃあ…よろしくねっ^^」

「うんっ^^あ、神崎さんじゃなくて律って呼んでくれたら嬉しいな…^^」

「分かった。律…だね^^あたしの事は好きに呼んでいいよー」

「ん~…じゃあ…はーちゃんでっ^^」

「分かった^^」

それから色んな話をした…

笑顔のかわいい、はーちゃん。
野崎 蓮実ちゃん。ショートヘアの小さな、かわいい女の子…
新しいクラスで初めて友達になりました…

チャイムが鳴り、はーちゃんは自分の席へ…

先生が話し始めた。

「はじめまして。僕は沢村って言います…まず~」

優しそうな先生…

がらっ----

「遅れました。」

一人の男の子…

「あぁー君はぁ…本間くんだねぇ…」

「すみません。」

そう言った彼が座ったのは、あたしの隣の席…

入学早々、大胆だなぁ~…
そう思って見ていると…






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