Forever with you
# 15
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たくさんの人達の声援が耳に響く。
今日は、野球部の大会日。
俺は今、野球部のキャプテンになっていた。
信先輩は、高校を卒業したのだ。
【カキーンッ】
「…よっしゃぁ!」
俺はいきなりホームランを打った。
こんな球、信先輩に比べたら遅すぎる。
「北村先輩!!流石です!!!」
後輩の声に喜ぶ俺。
そのあと、俺達の高校は敵の高校と、たくさんの差をつけた。
そして、俺の番が回ってきた。
ここで俺がホームランを打てば、コールド勝ち。
緊張は、さほどしていなかった。
「翔太―――――!!!
ホームランかっとばせー!!!!」
突然の声に驚く。
声のした方向を向く。
…そこには、目一杯手を振る梨乃がいた――――――――
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