Forever with you
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「おじゃましまーす!翔太君、3日振りっ」
「おう!上がって上がって」
美波ちゃんが俺の家の中に入る。
そして、夕食を美波ちゃんが作ってくれた。
超美味しかった。
「ねぇ、私ずっと気になってたんだけど...
翔太君って、彼女いる?」
「え?あぁ、いないよ」
「そうなの!?こんなに格好良いのに!!」
「こいつ、高校の時に振られて以来彼女作らないんだってさ」
「なんで?」
「前の彼女より、好きな奴ができないんだよ」
あれから、俺の気持ちは1つも変わってはいなかった。
「わー、一途だね。すごーい」
「そんな理由で彼女作らない奴、珍しいよなぁ」
「そーかぁ?
まぁ、どうでもいいけど」
その時、棚の上に置いてあった写真が床に落ちた。
「…これ、高校の時の?」
「おっ、もしかしてこれが元彼?」
雄大が指差してるのは、梨乃だった。
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