Forever with you
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朝、雄大と美波ちゃんよりも早く起きた。

5時ぐらいだったから、2人は寝ていて当然だろうけど...



俺は、朝早く目が覚めてしまった。

なぜなら、それは変な夢のせいだった。



それは、誰か分からなかった。

だけど、確かにこう言っていた。





"助けて"





苦しそうな声で、俺に言ってきたんだ。

不思議に思いながら、視線を棚の上に移した。



…梨乃からもらったネックレス。




"Syota Rino forever"



永遠に、2人で一緒にいたかったな...

そう思ってたのは、俺だけだったのかもしれないけど。


そして、次は携帯を手に持つ。

ブランと揺れたのは、梨乃からもらったキーホルダー。



野球のキーホルダーがきっかけで、俺は野球部を始めたんだよな。

そして、次は写真を手にとる。



4人で、笑ってた。

幸せそうな笑顔だった。




やっぱり、俺は梨乃を忘れることはできないよ。

笑って話せる思い出にするなんて、夢の夢に感じる...



でも、後悔とかそんなことはしていない。

だって、君と恋ができただけでも俺は幸せだと思うから。




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