Forever with you
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12時になって、雄大と美波ちゃんは帰っていった。


今日は久しぶりにバイトが休みだった。
だから暇だ。




ベットにゴロンと横たわる。
そこから、窓を見た。


空が見えた。



屋上から見た空は、どこで見るよりも美しかった。
あの空を見ることは、もうできない...





「…梨乃ッ―――――――」




今でも覚えてる、あの温もり。

最後に抱きしめた、あの優しい温もりをまだ覚えてる。


あの温もりも、もう触れることさえも許されないんだ――――





過去にヤンキーだった俺が、こんな1人の女を想うなんて笑えるよな。

でも、本気で想ってるんだ。
俺は、あいつしか好きになれないんだ...




こんなことを思っているからいけないんだよな、きっと。

でも、どうしようもないんだ...




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