Forever with you

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「ごめんね、心配かけちゃって。ただの貧血だって」


美波ちゃんは病院の診断結果、貧血だということが分かった。




「本当、心配したじゃねーか!!」

「ごめんね、本当に」

「まぁ、貧血も一応病気と同じようなもんだから、無理はしないでゆっくり休めよ」

「ありがとう!雄大と違って、翔太君は優しいね!」

「おいおい」

「んだよそれ!俺だってすっげぇ心配したんだぞ!」

「嘘だぁー」


2人が仲良く話しているのを見て、俺は邪魔かと思い、そっと病室を出た。




「…ジュースでも買ってくか」


俺は自動販売機がある場所に行き、3人分のジュースを買った。

勿論、あの2人の分と俺の分。


そして、あの2人のところに戻ろうとした。







ふと、視線を上に移す。

なんとなく、見ただけだったんだ。




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