Forever with you






「あっ、翔太君!」

「…お疲れさん。どうだった?」


美波ちゃんの病室に入ると、2人が俺を待っていてくれた。




「…もうすぐ退院するから、大丈夫だって...」

「…良かったぁー!」

「マジで心配したよ...良かった良かった」


2人は本当に心配してくれたようだった。
とても嬉しかった。




「…それで、何話したの?」

「色々話したよ」

「まぁ、良かったじゃん。会えただけでもさ」

「あぁ」


それから俺は2人と30分近く話していた。




「それじゃ、俺はそろそろ帰るよ。美波ちゃん、お大事に」

「ありがとう。またね!」

「じゃあなー!」


俺は美波ちゃんの病室を出た。




ふと時計を見てみると、夕方の4時ぐらいだった。



…屋上でも行ってみるか――――――




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