Forever with you
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「…何...それ...」


愛良は、目に涙を浮かべていた。




「…嘘だぁ..っ!!
今、あんなに元気じゃない...!!
なんで...そんなに短いの!?」

「―――俺だって分かんねぇよ...
あんなに元気なのに、急に悪くなったりするのが肺ガンなんじゃねぇの...?」


俺も目に涙を浮かべる。




「…梨乃は...知ってるの?」

「―――俺、嘘ついちゃったんだ...
良好してきてるって言ったんだ...」

「しょうがないよ...そんなの」

「言うべきなのか?
本当のことを..」

「―――そんな大切なことを私達で決めちゃ駄目だよ...
…楓も呼んでみる」


愛良はおもむろに携帯を取り出し、楓に電話をかけた。




「―――分かった。
じゃあね」


愛良は携帯をポケットの中に入れる。



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