Forever with you
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「えっ...?冗談でしょ...?
余命2週間なんて...嘘でしょ...?」



梨乃のそれに、俺達は言葉さえもでなかった。



ごめんな、全部本当の事なんだ。





「嘘だって…言ってよぉ!!!!」


涙が落ちた。



その姿は、とても残酷だった。



「…ごめん...嘘ついててごめんな。
余命2週間ってのは...本当なんだ」

「なんで...!?
私、こんなに元気なんだよ!?
そんなの...そんなの絶対嘘だよ!!!」


梨乃はそう言うと立ち上がって、病室を飛び出した。




「…梨乃!?」

「ちょっ...」





"君1人で、梨乃を追いかけて"




―――――――!?





何だ...
今の...

突然、頭の中で声が聞こえた。




「私、おいかけてく...」

「―――――俺1人で追いかけてくっから、お前らは待ってて」

「おっおい!翔太!?」


頭の中で聞こえた声の通りに、俺は1人で梨乃を追いかけた。




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