Forever with you
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人の願いは、
願った分だけ
努力した分だけ
叶うことができる。
そう信じていた俺は
ひたすら君を愛し続けた。
そうすれば俺の願いも叶うんじゃないのかって思ったから。
どれだけ笑われたっていい。
俺の願いは唯1つでした。
「―――――ゲホッ
ゴホゴホッ」
「梨乃!大丈夫か!?」
「はぁ..はぁ..
…くす..り...」
梨乃から言われた通り、俺は棚の上に置いてあった薬を手に取る。
そして薬を取り出し、近くにあった水も急いでコップに入れる。
「梨乃!自分で飲めるか!?」
「…ゲホッ
はぁ..はぁ..」
昼は、雄大と美波ちゃんと話していてあんなに元気だったのに...
夜では、病気の恐ろしさが蘇る。
「―――――梨乃、口開けて」
「はぁ..はぁ..」
梨乃がかすかに口を開ける。
俺は水を自分の口の中に入れる。
そして、愛美の口に、俺の口を近づける。
【ゴクン..】
「――――――飲めたか?」
「…ゲホッ
…う..ん...」
「じゃあ寝てろ。先生呼んでくる」
"口移し"
こんな恥ずかしいことを俺がするなんて、思っていなかった。
で、この時の俺は恥ずかしいなんて言葉は忘れていた。
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人の願いは、
願った分だけ
努力した分だけ
叶うことができる。
そう信じていた俺は
ひたすら君を愛し続けた。
そうすれば俺の願いも叶うんじゃないのかって思ったから。
どれだけ笑われたっていい。
俺の願いは唯1つでした。
「―――――ゲホッ
ゴホゴホッ」
「梨乃!大丈夫か!?」
「はぁ..はぁ..
…くす..り...」
梨乃から言われた通り、俺は棚の上に置いてあった薬を手に取る。
そして薬を取り出し、近くにあった水も急いでコップに入れる。
「梨乃!自分で飲めるか!?」
「…ゲホッ
はぁ..はぁ..」
昼は、雄大と美波ちゃんと話していてあんなに元気だったのに...
夜では、病気の恐ろしさが蘇る。
「―――――梨乃、口開けて」
「はぁ..はぁ..」
梨乃がかすかに口を開ける。
俺は水を自分の口の中に入れる。
そして、愛美の口に、俺の口を近づける。
【ゴクン..】
「――――――飲めたか?」
「…ゲホッ
…う..ん...」
「じゃあ寝てろ。先生呼んでくる」
"口移し"
こんな恥ずかしいことを俺がするなんて、思っていなかった。
で、この時の俺は恥ずかしいなんて言葉は忘れていた。
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