Forever with you
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――――――次の日
「…もう時間がないってことか」
「梨乃…っ」
俺は梨乃が居ない場所で、愛良と楓に梨乃がいつ死ぬか分からないことを告げた。
「…信じたくはないけど、本当なんだ」
「…もう完全に治らないんだ。
…いつか治るって信じてたんだけどなぁ...」
「…せめて、最期だけは楽しい思い出にしてあげたいな」
"最期だけ"
この言葉は、とても哀しかった。
「…花火大会、あいつ楽しみにしてた。
後1週間近くあるけど...最高の思い出にしてあげたい」
「当たり前だよ...」
「だったら尚更、今は梨乃のそばにいてやらないとな。
今から病院行こうぜ」
「おう」
俺達は病院に向かった。
俺たちは19歳ってゆー、まだまだガキの歳なのに。
こんなことを話す19歳になっていたんだな...
そんなことを思っていたら、梨乃の病室の前に着いていた。
【ガチャッ】
「…あっ、皆...」
「やっほー、梨乃!」
「今日は皆で来てやったぜ!」
「調子はどうだ?」
「…今日はちょっと気持ち悪い…
ごめんね...せっかく来てくれたのに...」
梨乃は本当に気持ち悪そうだった。
顔色が悪い。
「大丈夫...?」
「…微妙、かな」
「なら無理はしないようにな」
「俺達の事は気にしないで寝て。
楓の言う通り、無理はしないほうがいいから」
「ありがと...」
梨乃は申し訳なさそうに、眠りについた。
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――――――次の日
「…もう時間がないってことか」
「梨乃…っ」
俺は梨乃が居ない場所で、愛良と楓に梨乃がいつ死ぬか分からないことを告げた。
「…信じたくはないけど、本当なんだ」
「…もう完全に治らないんだ。
…いつか治るって信じてたんだけどなぁ...」
「…せめて、最期だけは楽しい思い出にしてあげたいな」
"最期だけ"
この言葉は、とても哀しかった。
「…花火大会、あいつ楽しみにしてた。
後1週間近くあるけど...最高の思い出にしてあげたい」
「当たり前だよ...」
「だったら尚更、今は梨乃のそばにいてやらないとな。
今から病院行こうぜ」
「おう」
俺達は病院に向かった。
俺たちは19歳ってゆー、まだまだガキの歳なのに。
こんなことを話す19歳になっていたんだな...
そんなことを思っていたら、梨乃の病室の前に着いていた。
【ガチャッ】
「…あっ、皆...」
「やっほー、梨乃!」
「今日は皆で来てやったぜ!」
「調子はどうだ?」
「…今日はちょっと気持ち悪い…
ごめんね...せっかく来てくれたのに...」
梨乃は本当に気持ち悪そうだった。
顔色が悪い。
「大丈夫...?」
「…微妙、かな」
「なら無理はしないようにな」
「俺達の事は気にしないで寝て。
楓の言う通り、無理はしないほうがいいから」
「ありがと...」
梨乃は申し訳なさそうに、眠りについた。
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