Forever with you

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学校の廊下で、梨乃と会った。




「 あっ...
おはようございます 」

「 おはよ 」


学校では、付き合ってることは"秘密"ということになっていた。

流石に、元不良の俺と優等生の梨乃が付き合ってるのはヤバいと思ったから。



「 放課後、屋上でな 」

「 …うん! 」


皆に気付かれないぐらいの小さな声で、梨乃に言った。

俺は、何事もなかったように教室に戻った。



やっぱり、俺はバカだった。

どうして気がつかなかったんだ...?


俺は、お前の"彼氏"なのに..

お前を守らなければいけない存在なのに――――――



バカだから、お前の異変に、気がつかなかったんだ。

幸せすぎて、気がつかなかったんだ――――――――




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