Forever with you

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「 まだ野球部募集してますか? 」


学校が終わってからすぐに、俺は野球部を訪れた。



「 えっ...お前ってもしかして…!? 」

「 北村翔太です 」


入部届を見せる。



「 …部活動停止にはしないって約束できるか? 」

「 あぁ、するよ 」

「…じゃあ今日から野球部としてよろしくな 」


部長とやらは、俺に手を差し出した。



「…宜しくお願いします 」


一応、部長は３年生の先輩。
敬語をしぶしぶ話す…



「 俺は野球部の部長、前田信(MaedaSin)だ 」

「 よろしくっす 」

「 野球部は厳しいぞ? 」

「 ビシビシしごいて結構っすよ。
だけど、あんまり、舐めないで下さいね 」

「 えっ? 」

「 今から練習試合、1回だけ打たせてもらいますか? 」

「 構わないが… 」


俺は周りの人にペコリと挨拶してから、ヘルメットを被った。

周りの奴らは、俺の姿に驚きを隠せない様子だった。




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