~綺姫×美龍総長~Ⅱ
「みんな~」

「はい!」

「ケガをするな!」

いつもケガはだいだいしてるけど・・・・・・。

「みんなで一緒に帰ってこよう」

「仲間を裏切るな」

「助けてやれ」

「自分の力じゃどーしようもない時仲間を頼れ」

「必ず助ける!」

するとタイミングが合ったかのように・・

車の音がだんだん大きくなってきた。

「来たか・・・」

黒い車が倉庫に入ってきた。

その後ろから何台も何台も。

1人が外に出たのを合図に、次々と出てくる。

「よぉ待ったか?」

「いや待ってない」

「じゃそろそろ始めるか・・」

「ぁあ」

倉庫の中は緊張に包まれていた。

「俺たちは帰る場所がある。」

(私達は帰る場所がある)

私→俺に変わった。

心が入れ替わった。
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