~綺姫×美龍総長~Ⅱ
目覚めたのは・・・。

白いベットの上だった。


隣りには夏輝がいる・・。

「ん・・。起きたのか・・・」


「あっ起こしちゃった?」


「いや・・。大丈夫だ」


「ねぇー春奈は?」


「まだだ」


まだ春奈は目を覚まさない・・・。


いっそぅ・・一緒に天国にでも行こうか?


いや地獄かもしれない・・・。



きっと地獄に落ちていくんだろぅ。



「おぃ。変な事考えるなよ?」


「えっ・・・・」



「お前もぅ。自分の感情抑えられなくなってる。すぐ顔にでるぞ?」


「はぁ・・・・」



「いっその事地獄に行こうかな・・・。」


「っち。お前が行くなら俺も一緒に行ってやる。」


「・・・・・・」


「でもな?それって死んだ者勝ちじゃねーぇのか?後に残された奴の気持ち考えてみろよ。それでもお前は死ぬって言うのか?」



また涙がポロポロでてきた。

この涙は止まる事を知らないらしぃ。











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