Wild Rock
蹴り飛ばされたAは地を舐め、砂埃が晴れると同時に、フェンリルが髪をかきあげながら一言放つ。
「誰だって? フッ。俺様」
他の魔族達は邪魔されたことに腹を立て、三人に襲い掛かる。
「こんな大勢でシスター襲うなんて、いい根性してんじゃないの!
フルムーン・カッター!」
扇子から繰り出された薄く丸い光の刃。
奇怪な声を上げて灰になるBとC。
一人の魔族が、後からやって来たマリアの姿を見て指差した。
「おい! こっちが本物みたいだぞ!」
どうやら追いかけられていたシスターは、マリアだと勘違いされていたらしい。
二人の魔族が、マリア目掛けて魔力の塊を放つ。
マリアはその攻撃を見ても、微動だにしなかった。
「俺のマリアに、こんな物騒なモンぶっ放すんじゃねーぞコラーッ!」
ルーシュが剣で塊を切り裂く。切り裂かれた塊は、マリアの左右へと飛んで行き、炸裂。
そして目にも留まらぬ早さで魔族DとEを、剣で切り裂き灰へと還した。
「誰だって? フッ。俺様」
他の魔族達は邪魔されたことに腹を立て、三人に襲い掛かる。
「こんな大勢でシスター襲うなんて、いい根性してんじゃないの!
フルムーン・カッター!」
扇子から繰り出された薄く丸い光の刃。
奇怪な声を上げて灰になるBとC。
一人の魔族が、後からやって来たマリアの姿を見て指差した。
「おい! こっちが本物みたいだぞ!」
どうやら追いかけられていたシスターは、マリアだと勘違いされていたらしい。
二人の魔族が、マリア目掛けて魔力の塊を放つ。
マリアはその攻撃を見ても、微動だにしなかった。
「俺のマリアに、こんな物騒なモンぶっ放すんじゃねーぞコラーッ!」
ルーシュが剣で塊を切り裂く。切り裂かれた塊は、マリアの左右へと飛んで行き、炸裂。
そして目にも留まらぬ早さで魔族DとEを、剣で切り裂き灰へと還した。