私は空に恋をいています。       ~君がいるあの空~


   あたしは泣きながら


   翔真に話した。


  「知ってるよ(笑)


   一部の記憶がなくて 

  バスケもやめて

  暗闇に入っていて。


  全部知ってる。」


   そう言って


   また 優しく微笑んでくれた。   


 
  「翔真。ごめんなさい!


   あたしの性で!」



   あたしは ここで

   全部の記憶が戻った。


   この暗闇で

   あたしは 全部思い出した。


   翔真とは

   中学の時の先輩で


   短時間の練習にも手を抜かずに

   練習してる姿に惹かれていったんだ。
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