私は空に恋をいています。 ~君がいるあの空~
「すげーな」
「でしょう。てかいつまで
そこに立ってるの?
これに座れば?」
「座るし。」
そう言って颯音にぃは
ベットの近くにある椅子に腰を下ろした。
颯音にぃやお父さんとか千尋とかとあまり話さなかったから
今こうして颯音にぃと話すってなると
妙に緊張する。
「お前とちゃんと話すの久々だな。」
「うん。家でもずっと部屋に
いたからね。」
「俺たちは気づいてたよ。
お前がわざとあーいう態度
してるのは。」