クールな彼が好きすぎて困るんですが!!
本当に、あたしは美喜ちゃんに教えてもらってばかりだね。
「…ありがとう美喜ちゃん」
「えっ?…ど、どういたしまして?」
「あはっ」
美喜ちゃんは何でお礼されたのか分かってないみたい。
頭には?マークが浮かんでる。
無理して、忘れる必要は無い。
ゆっくり、ゆっくりと、時間に任せて行こう。
時間が掛かっても、いつか消えてくれると信じて。
「…よっし美喜ちゃん!クレープ食べに行こ!」
「おっ?おっオーッ!」
「レッツゴー!」
美喜ちゃんの腕を引っ張って、常連になってるクレープ屋さんへ向かった。
明日は球技大会。
何かが、起こりそうな予感。