クールな彼が好きすぎて困るんですが!!
グイッと引っ張られた腕。
特に力を入れてなかったあたしの体は、簡単に山田くんの腕の中に収まった。
イスがソファーで良かった……なんて呑気に考えてる場合じゃなかった!
「…あのっ…山田くん!?」
名前を呼んでも、何も答えてくれない。
ていうか抱き締める力が強くなってる!?
こっこれは……っしっししし心臓っていう大切な臓器がね!?止まるっていうか!
てかドキドキが頭に響いて頭痛起こってますけど!
てか、てか、てか、てか、てか………っ
「…取り合えず服を着て下さい!!」
失神します!!