クールな彼が好きすぎて困るんですが!!


グイッと引っ張られた腕。


特に力を入れてなかったあたしの体は、簡単に山田くんの腕の中に収まった。



イスがソファーで良かった……なんて呑気に考えてる場合じゃなかった!




「…あのっ…山田くん!?」



名前を呼んでも、何も答えてくれない。

ていうか抱き締める力が強くなってる!?


こっこれは……っしっししし心臓っていう大切な臓器がね!?止まるっていうか!

てかドキドキが頭に響いて頭痛起こってますけど!



てか、てか、てか、てか、てか………っ




「…取り合えず服を着て下さい!!」




失神します!!











< 175 / 401 >

この作品をシェア

pagetop