クールな彼が好きすぎて困るんですが!!

ありがとう



山田くんと想いが通じ合って……どれくらい?


ずっと嬉しくて泣いてたんだけど……。



「あの…や、山田くん」


「何?」


「今のは…夢じゃないっすよね?」



何だか今さら、夢かと思えてきた。


本当はあたしにボールが当たってて、その衝撃で頭イッちゃって今までの全部あたしの妄想でした!みたいなオチは無いよね?


山田くんと、両想いになったんだよね…?



恐る恐る、ドキドキしながら山田くんの返答を待つ。


すると、山田くん得意の呆れた溜め息が零された。



「夢がいいの?」


「えっ!?嫌っす!!てかやっぱり夢じゃない!?」


「…夢だったら、全部都合の良い俺の妄想になるよね」




< 208 / 401 >

この作品をシェア

pagetop