クールな彼が好きすぎて困るんですが!!
全速力で走って、体育館に飛び込んだ。
よかった……まだ始まってない。
ホッと一息吐いて呼吸を整えていると、あたしの元に美喜ちゃんと六花ちゃんが来た。
「柚希お帰り!山田くんとどうだった!?」
やっぱりそこ気になるのね。
でもごめん美喜ちゃん。今はそれよりも山田くんがですね?
「両想いになった!?」
「なりました!!」
即 答 !!
いやだって…そこは認めるよね?
あぁ、幸せで死ねそ……ってだからそれどころじゃないんだって!!
「美喜ちゃん、山田くんはいずこへ!?」
「え?山田くんならあそこに…」
「ありがとうまた後でね!」
「あっ柚希~!?」
アイムソーリー、ヒゲソーリー!!