クールな彼が好きすぎて困るんですが!!
「受けたよ?断る理由も無いしね」
ええぇーっ!!そんな爽やかに言うとこですか!?
てか理由なんていっぱいあるじゃん!
「あたしの事なんてどーでもいいっ!って言っちゃえばよかったのに」
「や、何かそれは浮かばなかったんだよね」
キュ―――ン……。
何なのこの人。あたしをキュン死にさせる気ですか?
そんな照れたみたいな表情で、そんな嬉しいこと言われたら。
あたし調子乗っちゃうよ?
「なぜか無性に好きです」
「ふはっ、どーも」
山田くんが目を細めて笑う。
あたし山田くんのせいで、一年でどれくらい心臓動いてるんだろう。
こんなドキドキさせられたら、いくつあっても足りないよ。