クールな彼が好きすぎて困るんですが!!


「どうせ説明ヘタですよー」


「おーよしよし…泣くなら胸を貸すぜ?」



拗ねた美喜ちゃんの頭をポンポン。

好きなだけ泣きたまえ。全部この僕が受け止めてあげるよ!




「いえ結構。彼氏に慰めてもらいますので」


「ぐはっ。リア充爆発してまえ!」


「お前もだろうが」




あ、そっか。グヘヘヘヘ。



「うっわーウザッ。言わなきゃよかったぁー」


「えぇっ!聞いてよもういっそのことノロケを!」


「今日が終わったら聞く!私が腰抜かすくらいのノロケ仕入れてこいよ!」


「アイアイサー!」




……って、ん?


今、はめられた気がす……




「よーしっ先輩と六花ちゃん聞いた!?
柚希は今日山田くんにかなりのアピールをするそうでーす!」


「うぇっ!?いや、あの…」


「聞いた聞いた!楽しみにしてるわね柚希ちゃん!今夜のノロケ♪」


「えぇ~?そんな楽しみにだなんてぇ~……ってだから今のはですね!?」


「私も…参考にさせてね、柚希ちゃん!」


「………」




…………うわぁーーーんっ!!



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