クールな彼が好きすぎて困るんですが!!


「それは何でもいいのよ。とにかく、お互いを知って、分かり合うことが大切なの。

それにはもちろん恥ずかしいことも言わなきゃいけないし、けっこうの勇気もいるけどね」


「……」


「でもそれを乗り越えれば、ずーっとお互いだけを想い合う幸せなカップルになれるのよ?」




あ……なんか、スゴいかも。


伊吹先輩って、ほんとに大人だ……。



そうだよね…勝手に作り上げてる自分の中の理想像とかあるかもだし、それと違ったら、それだけですれ違いになる。


だったら…最初からカッコ悪いとこも全部、相手に見せてればいいんだ。



スゴいよ……伊吹先輩スゴすぎる!


今回のこれ、もっと薄っぺらい意味だと思ってた!




「伊吹先輩、あたしやります!」


「うんっ。期待してる♪」



よーしっ。目指せ、ラブラブカップル!


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