クールな彼が好きすぎて困るんですが!!
「…お、終わったぁ~っ!!」
課題プリント終わった!ヤッタァ~ッ♪
きっと9割間違ってるけど。最後まで自力でやったことを褒めよう!うん!
「……ふぅ」
力を出し切った感じ。大きく伸びをして背もたれにもたれる。
ふと時計を見ると、あと一時間ほどで部活が終わる時間だった。
外はまあまあ暗くなってて、夕日ももう隠れてる。
急いで掃除して帰ろう。あんまり暗い中帰りたくないもん。
筆箱にペンを仕舞って、掃除ロッカーへ向かった。
開けるとほこりっぽくてむせる。ホウキとちり取りを手に取り、少し乱暴にロッカーを閉めた。