クールな彼が好きすぎて困るんですが!!


「……でもいつ告るの?」


「……はっ!」



そうだ!そうだよ!問題はそこだ!

呑気にポッキーを食べてる場合ではなかった!



いつ……いつ!?どうしましょう!?


山田くんと二人きりの時がいいけど……そんな時無くない?


学校…は、どこで誰が聞いてるか分かんないし。フラれても泣けないし。


そしたら帰り道?でも山田くん一緒に帰ってくれるかなー…。





「立本ーっ!!」


「ほーい?」



考え中のあたしの元に、松川くんが駆け寄って来た。


振り向くと息切れ切れの松川くんが、両手の平を合わせて頭を下げた。








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