K・C
「木内~!!」
いっつも髪の毛が黒髪艶っつやの木内に接触してみる。
「ん?どしたん?実習以外でってなんか珍しいな」
「あんさ、私どーしても家で60分で削るとチューリップみたいな歯にしかなんないんだけど・・・木内彫刻得意じゃん? で、木内が削った歯1本貸して貰えない?」
何で借りるかって?
だって、実習で1回しか彫ってない。このことからも想像つくかもしれないけど、1回彫ったからってその自分の作品が今後の参考になるとは思えない。
とにかく、練習するにあたって、何か「見本」になるような物が欲しかったのだ!
「おー。いいけど。何本か彫ったしな。ちょっとは歯に見えるもんになってると思うし。」
いっつも髪の毛が黒髪艶っつやの木内に接触してみる。
「ん?どしたん?実習以外でってなんか珍しいな」
「あんさ、私どーしても家で60分で削るとチューリップみたいな歯にしかなんないんだけど・・・木内彫刻得意じゃん? で、木内が削った歯1本貸して貰えない?」
何で借りるかって?
だって、実習で1回しか彫ってない。このことからも想像つくかもしれないけど、1回彫ったからってその自分の作品が今後の参考になるとは思えない。
とにかく、練習するにあたって、何か「見本」になるような物が欲しかったのだ!
「おー。いいけど。何本か彫ったしな。ちょっとは歯に見えるもんになってると思うし。」