彼氏は泣き虫、彼女は強虫。





「先輩方、そろそろ離れてくださいね。
マジで。」




「うわー♪
祐也くんの後ろにすごいドッス黒いオーラが見える~アハハ。」




「燕ホントだねー、なんか生命の危機になりそうだから俺はそこらを散歩してくるよ~アハハ。」




燕先輩、麗怨先輩。。


なんか、棒読みで全てを言わないでくださいよ……;;




しかも、言い終わった直後に走ってどっか行っちゃったし…。




忙しい先輩達だよ、ホント;;




「ふぅ、ホントに先輩達は!
大丈夫??結愛?」




そう言って、頭を撫でてくれる祐也。




「うん、大丈夫!ありがとね??」




やっぱり、祐也は優しいな…♪




「おぉ///
てか、結愛本当に今日参加しないのかよ??」




「今日、するつもりじゃなかったから…;;」




「じゃあさ、これからは月,火,水,金ってしてこうよ?!

勿論、土曜日も部活参加でっww!」




って、オイオイ;;




「殆ど全部じゃん??w」




「いいの!
少しでも、傍に…。
長く一緒に居たいし??」




「恥ずかしい事を~っ/////」




自分でも分かる程、顔に熱を持った;;///




「結愛、真っ赤~♪//」




そう言って、チュッと小さく私に触れるだけのキスを落としてきた。。




「ん…//
じゃ、今日は帰るね。」




今日は、丁度木曜日だしね…??




「……??え。
俺待っててくれよ??」




「あ、忘れて…た…;;」




チーン、そんな効果音が聞こえてきそうな勢いで木に手を突いて、顔を地面に俯かせていた。




「俺、やっぱり影薄いんだ…(; ヘ ;)」




「そう言う意味じゃなくって;;
忘れてたって言うのは、嘘でさ?


こう言ったら祐也はどんな反応するか楽しみだっただけ…で……;;」




おぉぉぉぉぉ。


ちょうテキトーな言い訳をしてしまった…;;




もぅ、なんでもいいか。




「結愛ってSだ…。」






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