彼氏は泣き虫、彼女は強虫。





「Sって…サドのこと??
えっ!はぁ??私が?!」




「う、ん。」




コクン、コクンと首を2回縦に振った祐也。




「いやいや、私は普通だって…;;」




「普通………、」




何かボソボソ、ブツブツと一人で呟いている。。




ある意味、
端から見ればこ光景は、気味悪いよね…;;;




「祐也!なんかブツブツ言ってないで、部活行って来い!!」




そう言って、私は祐也の背中を両手で力いっぱい押してやった。




「ぅわっ?!って、あーーー!!!!!
upの時間がなくなるっ;;!」




「ここで待ってるからね~??」




私は、走って行く祐也に手を振ってから、近くにあるベンチに座り込んだ。




「っだー、一人は暇だなぁ……。」




本でも読むか!




そうして、私は鞄の中から最近ハマっている、本を取り出して続きを読み始めた。




でも、途中からなんだか眠たくなってきて…、




いつの間にか、
私の意識はシャットダウンしていた…。






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