彼氏は泣き虫、彼女は強虫。
だって、だってだって!!!!!!
チョー笑顔で、「締め殺す。」って言ってんのよ?!
マジ背中にゾゾゾッ!って寒気走った…;;
絶対に、逃げ切る……♭
「待てっつてんだろーが!!
チビッ!デブッ!ブスッ!!!」
「待てって言われて待つ馬鹿は居ないっつーの!!
てか!!!チビとブスは許すけど!
私、太ってないっつーの!!!!!!!
このっ、
俺様最低ナルシスト男がッ!!!!!!」
「言ってくるじゃん、ブウちゃんw?」
「だからーーーッッ!!!!!
私は太ってないって言ってんのぉぉぉ!!!」
さっき言ったから分かると思うけど……、ブスとチビは許すから、デブとは言うな。
だって…、
外見は太ってない方だから!!!
「んじゃ、ブス。」
んでも、コイツにブス言われると……
メッチャクチャ、腹立つ!!!!!
「グヘッ!」
「ん、あれ??」
変な声が聞こえてきて、私は止まって後ろを振り返ってみた。
そしたら、サッカーボールを顔面でキャッチしている、俺様ナルシスト。
「……スッゲー、てかどっからサッカーボールが…;;;??」
「アハハ☆悪いな、聖♪
俺、方向音痴だからさ??」
右斜め後ろぐらいから、聞き慣れた声がした……気がする…………うん。
気のせいだろう、きっとね…ハハハ。
そう思い込み、
声のした方に振り返ると……、
……やっぱり;;
…コイツか、犯人は。