彼氏は泣き虫、彼女は強虫。





「「キャー!燕様ぁー///
今日も格好いいですっ!!」」




「「レオン様ぁー!!
頑張ってくださぁーい!///」」




おぉー。
ここはやっぱり無償に嫌いだ。




女子の群れが多過ぎて、悠花もどこにいるか分からないし…;;




サッカー部の奴らに見つかったら、引きずり込まれるし……。




「燕先輩、今日“結愛”連れて来たんですよ~??」




オイ、何故大きい声でしかも、
結愛を強調して言うんデスカ??




「え!?
マジでっ?結愛ちゃんに会いに行ってもいっつも居ないから、今年に入ってから全然会えてなかったんだよね~♪


でかしたぞっ!晴飛ッ♭!!」




「結愛ちゃん来てんの~??
どこどこー?」




うっわ、麗怨先輩ッ?!!
なんか、前にも増して、チャラチャラしたような……;;


気のせいかな……。




「結愛ならぁ…、
あっ!あそこに居ますよ!!」




うげ!
晴飛のバッカヤロー!!!
一生恨むっ!




「結愛ちゃーん!
ねぇ、今からする試合俺らのチームに入ってよ??…ね?」




「……わ、分かりましたから!
抱きつくのいい加減辞めて下さい!」




麗怨先輩苦手だ~……;;




「……はぁ。」




私は今どーしてユニホーム着て、upをしてるんだろ~??




「………??
あ…れ…?結愛…?」




こんなときに、誰だよ~??





< 4 / 25 >

この作品をシェア

pagetop