彼氏は泣き虫、彼女は強虫。
「……祐也!?」
「んあ~??
なになに、結愛ちゃんと祐也って知り合いなの??」
私のupに付き合ってくれていた、
燕先輩は興味津津に聞いてきた。
「あ、はい俺達「へっくしゅん!」
私は急いでくしゃみをした振りをした。
「結愛、大丈夫かぁ??」
「は、はい;;」
祐也には軽く睨まれてるけど、
私は知らんぷりをした。
てか、
そんな可愛らしい顔で睨んでも怖くないよーっだ!
「燕先輩!ちょっと結愛借りていきます!!」
「はぁ?あ、あぁ。
でも5分ぐらいで帰って来いよ?!」
「分かってますって!」
祐也は先輩にそう言って、
私の腕を掴んで走り出した。