彼氏は泣き虫、彼女は強虫。
い、意外と足早いんだけど…;;
「ね、ねぇッ!!祐也!」
無理…っと思ったとたん、
祐也はいきなり足を止めた。
そして、私の方へ振り返った。
「なに…??」
「ねぇ、なんで付き合ってるって言ってくれないのさ??」
「付き合ってるかもしれないけどッ!
…やっぱりまだ祐也の事何にも知らないし…。
今日知り合ったばっかりじゃん…。
だから、もうちょっとお互いの事知ってからにしよ??
私達が付き合ってるって言うのは…、
ね…??」
「……分かった…よ…」
「ありがと。。」
私は心底ホッとしていた。
「結愛。
キス…させて……??」
ホッとしたのも束の間。。
「え?!
あの、祐也ッ;?!!」